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東京ヴェルディ戦

ダンス

レッツ・ダンス。

ここにはいちいち書かなかったけれど、3月の千葉戦はうっかりすっかり忘れて家で昼寝をしていて、7月の大宮戦はちゃんと覚えてて行ったのに加地さんがどこにもおらず、それでようやくヴェルディ戦で今シーズン初の加地さん観戦となったのだった。

まくり上げる加地さん

シャツをまくり上げ腹部を露出しながら見つめる事案が発生。

挟んでみる加地さん

ふとももの間にちんちんを挟んでみる事案が発生。

自首する加地さん

「おまわりさんこの人です!」
「はい、私が変態です」

そんな加地さんは後半早々に逮捕、じゃなく途中交代でベンチに下がってしまったので、そこからは私も試合そっちのけでベンチを観察することになり、でもおかげでこんなシーンを目撃することができたのだった。

ちびちび加地さん

激レア、ボトルでチューチューじゃなくコップでちびちび給水する加地さん。

って別にレアっていうかよく見ればただふつうに水を飲んでる人の写真なんだけど、でもやっぱり加地さんの給水といえば、基本はチューチューなのである。

チューチューとことこ

Choo Choo TOKOTOKO。

ナルシスティックな加地ヒトリ

ナルシスティックな加地ヒトリ、2015・秋。

二個

アジア杯を観ていたら韓国代表にまだチャ・ドゥリがいるので、長いな、何歳なんだろう?あれ、加地さんと変わらないじゃないか、へー。とかWikipediaを見ていると、名前の「ドゥリ」は朝鮮語で「ふたつ」の意味なのだという。さらに姉はハナ=ひとつ、弟はセチ=みっつ、ってなんだそれ、一個、二個、サンコンか。父親のチャ・ボングンはどういうつもりでそんなふうに名前をつけたのだろう。

わからない。わからないんだけど、父親が監督でサッカー選手の息子の名前が「ふたつ」、ってなんかどこか他にもいたような気がしてずっと考えていたら、そうだ、2006年W杯、QBKが生まれたあの試合の相手、クロアチアの監督ズラトコ・クラニチャルの息子が、ニコ・クラニチャルなのだった(参考:クロアチアについて学ぶ)。

サッカー監督の息子の名前は二個の法則。なぜなんだ。金玉の数か。タッチザウォールか。ウェイウェイウーか。わからない。謎である。まあ、実例はこの二個しかないんだけど。

キビ亮

すっかり更新が遅くなってしまい今さら、って感じだけれど、やはりこの話題だけは取り上げておかないわけにはいくまい。

Bitte カップのフチに舞い降りたサッカー選手 フチ田篤人

なにこれほしい。内田とフチ田ってうまいこと考えたな。いやでも、だったらこれでもよかったんじゃないのか。

フチ亮。

いや、あの、加地とフチです、念のため。って説明が必要なほど無理があるけれど、でもそっちのほうが私はほしかった。

フチ亮

悪くない。Bitteに対抗してほかでキャンペーンやらないだろうか。TimTamとか。

っていや、そんなことよりもっと大事なニュースがあったのだった。ついに今シーズンの所属チームが決まったのだ。

結局はJ2のチームということになり、ちょっと残念な気持ちもなくはないけれど、でも今シーズンのJ2はなかなかおもしろそうで、黄金世代の仲間の小野や稲本が札幌にいたり、ガンバでチームメイトだった橋本や中澤がセレッソに移籍したりして、対戦が今から楽しみだ。

昨シーズンは必ずしも納得の一年ではなかったはずだし、今年は試合に出てゴールもたくさん決めてくれ、私も応援に大宮へかけつけるぞ、がんばれ播戸。

その播戸と、加地さんもまた対戦することになったのだった。ファジアーノ岡山。ヤギからキジへ。キジ亮。

2ステージ制でどうなるのか未知数のJ1を尻目に、加地さんが舞い降りた今年のJ2は盛り上がること間違いなしである。

フチ亮

大惨事バージョン。

三冠

昇格プレーオフを勝ち抜き勢いに乗っている山形を退け、天皇杯優勝。ガンバ大阪はJ1昇格シーズンに、リーグ、ナビスコ、天皇杯の三冠獲得という偉業を成し遂げたのだった。

なんか全然、おもしろくない。

開幕当初はなかなか勝てなかったチームが、加地さんが移籍で抜けてからは怒涛の快進撃。なんだよ、加地さんなんかいなくても、っていうか加地さんなんかいないほうがいいのかよ。加地さんは手紙だけ書いてりゃいいのか。最初から加地さんがいなかったら10冠くらいできたってか。あとの7冠がなにか知らないけど。愛は勝つか?真珠夫人か?

そりゃあ確かに加地さんは勝利が第一っていうよりは、大惨事でピッチに笑いをもたらすことを優先しがちで、でも、ボケてボケて勝て勝てホームやぞ、ってそれでも勝っていくのがガンバじゃなかったのかよ。

おまけに移籍先のチームが消滅した加地さんは、パンチョ伊東からも声がかからず、むしょ(略)になってしまった

違う、おかしい、こんなはずじゃなかった。

移籍先ですぐにスタメンに定着した加地さん。加地さんのふんわりクロスを初めて見る相手チームはそれに全く対応出来ず、おもしろいようにゴールが決まる。低迷していたチームは残り試合を全勝して逆転優勝、加地さんはシーズン途中加入にもかかわらずMLSの年間MVPを受賞。さらにはピッチ外でもそのスベり芸がアメリカ人の目には新鮮に映り大受け、全米の人気者に。

一方のガンバは勝利の女神からも笑いの神様からも見放され、一年でJ2に逆戻り。翌年以降もなかなか勝てず、J2にすっかり定着して何シーズンも過ごすはめに。サポーターは痛感する。ああ、やっぱり加地さんの存在は大きかった。加地さんがいればもっと勝てた、かどうかはわからないけれど、たとえ負けてもそこには笑いや癒やしがあった…。

そしてある年のシーズン開幕直前、ガンバの新加入選手発表会見の席に、Jリーグでは珍しいアメリカ人選手の姿があるのだった。

アキラ・カジ。

毎シーズンコンスタントに活躍し、すっかりMLSの顔となった加地さんは、ついにアメリカ国籍を取得。キャリアの最後に古巣を救うべく、助っ人外国人アキラ・カジとして、ガンバに戻ってきたのだった。

カジさんはサポーターに熱狂で迎えられ、以前と変わらないスタミナで右サイドを走り抜け、アメリカで鍛えたフィジカルで故障もなく全試合フル出場、本場仕込みのアメリカンジョークでガンバの新スタジアムを沸かせる。そして長い長いトンネルを抜けたガンバは翌年ついに、この舞台に立ったのだった。

J3。

違う、おかしい、こんなはずじゃなかった。

再会

結局チーバスUSAは解散が決まってしまったらしい。加地さんはドラフトで次のチームを探すみたいだけれど、そこで「第一回選択希望選手、加地亮」とパンチョ伊東に呼び上げられなかったら、もしかして無職になってしまうのではないか。アメリカ人になるのが目標の加地さんだから、だからといって簡単に日本に帰ってくることはないはずで、きっとアメリカのハローワーク的なところに通って仕事を探すのだろうな。

と思ったら、どうやら加地さんは今、帰国しているらしい。あ、やっぱり日本のハロワに行くんだ。と思ったらそうではなく、スカパーの解説のアルバイトをしに来たのだった。

そうか、それは見届けなければ。しかし残念ながらいまだに私はスカパーを受信できるアンテナを持っておらず、ならばスタジアムに駆けつけるしかないと、電車に飛び乗ってたどり着くと、いた。久しぶりの再会だ。

羽生と。

しまった、スタジアムを間違えてしまった。羽生からのメッセージを、もうすっかり役に立たないと思っていた私のアンテナが受信し、味スタに呼び寄せられてしまったのだ。

手からボールにエネルギーか何かを注入する羽生。

目からビームを出したりしてないとアピールする羽生。

ウミガメの産卵を見守る人々。「がんばれ!」「産まれた!」

羽生ヒトリ、2014・晩秋。

横浜FC×松本山雅FC

消滅危機のチバスUSA。人種差別訴訟にも発展したオーナーの愚行。加地亮の未来はどうなる? | フットボールチャンネル

どうなる、どうする、加地さん。

加入以来チームは1勝もあげられず、加地さんはアメリカでまだ何も成し遂げた手応えを感じてはいないだろうから、来年はMLSのどこかほかのチームに移籍できればそうするのだろうな。なにしろ最終目標はアメリカ人になることなのだから。

でもまあ私としてはJリーグに復帰してくれたらそれはそれで嬉しいというのも本音で、実は今シーズン開幕直前、スタジアムで加地さんを撮るためのカメラのレンズを新しく購入していたのだけれど、まさかのアメリカ移籍で結局それで加地さんを写すチャンスは一度もなく、ときどきねこを撮るくらいにしか使っていないので、加地さんが帰ってきてくれたら今度こそそのレンズで今まで以上に鮮明にチューチューシーンを激写するのだ。

ってまあそれは来年になるのかいつになるのか分からないし、でもせっかく買ったレンズなので、加地さんはいないけれどスタジアムで使ってみようと、今日は西が丘で行われた横浜FC×松本山雅FCの試合へ行ってきたのだった。加地さんじゃなく、カズさんを撮りに。

キングカズ?

キングカズだと思う

キングカズのハズ

だめだ、写らない。これはやっぱり加地さん専用レンズなのかもしれない。

チェスの駒にこんなのあった気がする。

岩岩岩

ゴツゴツした印象。

山山山山

山脈が見える。

山口反町

実はこのツーショットを見に来た私はサポーター、ってほど熱心なそれではなかったけれど元フリエサポ、というのはここだけの秘密。

大加地さん

問題:チリのFWバルガス選手が好きな大阪の高層建築は?
答え:づうでんがく

ってもうとっくにW杯もW鍋も終わり、日本代表は新監督のもとで再始動、アッキーーラ加地さんも新天地アメリカで試合に出続けているのだった。

加地さんのチーバスUSAは今日はLAギャラクシーとの対戦。LAギャラクシーにはずいぶん昔からアメリカ代表で活躍しているドノバン選手がいて、確か加地さんとも代表で対戦してるんじゃないかな、あれはいつのどの試合かな、って確かめたらたぶんこの晩。2006年の親善試合にドノバン選手も出場していたはずだ。

ブラジルW杯のメンバーからは落選し、今シーズン限りでの現役引退を表明しているらしいドノバン選手だけれど、最後にMLSの舞台で思いがけず加地さんと再戦できて、いい思い出になったに違いない。

昔からの選手といえば、途中交代で出てきてゴールを決めたロビー・キーン選手も懐かしく、思い出すのは2002年日韓W鍋で歌った「つくね September Love」だけれど、ところであの歌は「すみれ September Love」の替え歌なんだけれど、元々は「つみれ September Love」っていう替え歌があって、それのさらに替え歌であることは意外と知られていない。SHAZNAじゃなく、YOKOZNAの。

試合は0-3でチーバスUSAの完敗。加地さんがスタメン出場するようになってから、まだ勝利がない。今日も素敵なふんわりクロスでチャンスを作ったりしていたけれど、なかなかゴールには結びつかずにもどかしい。

ところで加地さんのそのふんわりクロスを、現地の実況アナウンサーはこう呼んでいたのだった。

「Big Cross」

日本語に訳せば「大クロス」。大リーグの大舞台で、大クロスでの大惨事、じゃなく大賛辞を、次こそは頼むぞ加地さん。