加地さん、本当に海外組になっちゃうのか?「シンプルなプレーが非常に魅力的」ということらしいが、まあ、その、いろんな見方がある、というやつだ。
ハンブルガーといえば、同じ日本代表の高原が所属しているわけで、チーム関係者はやはり高原にも加地さんについて聞いたりするのだろうか。だとすれば、高原にひとつだけお願いしたい。
余計なことはしゃべるな。
頼むぞ、高原。
さて、加地さんハンブルガー入りとなれば、高原の「スシボンバー」のようなニックネームがつけられるのだろうが、加地さんのそれはどんな風になるだろう。やはり日本の料理名がついてしまうのだろうか。スシの次はスキヤキか。スキヤキならまだいいが、テンプラだけは絶対にやめてほしい。テンプラクロスなんて、洒落にならないじゃないか。
料理名は高原にまかせて、日本的で奥ゆかしい加地さんには「ゲイシャ」なんてどうだろう。ピッチに咲いた一輪の花、ゲイシャ・カジが、巧みな伎芸で男たちの宴に興を添える。そのクロスは風に吹かれた桜の花びら。ふわりと高く舞い上がり、はらはらとスシをめがけて落ちてゆく。