W杯本番で加地さんは大丈夫だろうか?と心配になったのは、先日のアメリカ戦を観てのことではなく、トリノ五輪スキージャンプで原田が失格となったことを知ってである。予選で使用したスキー板を使うための体重にあと200グラム足りず、しかもその原因は原田の勘違いからだという。
原田と言えば日本を代表するネタ系アスリートで、などと言ったら失礼かもしれないが、リレハンメル五輪での失敗ジャンプ、その結果「一番」と書かれた鉢巻きにもう一本棒を書き足して上った表彰台、そして長野での高くて高くて大ジャンプで金メダル、大惨事やら大賛辞で常に話題を提供しつつ、おそらく最後となる今回の五輪をどんなジャンプで締めくくるのか、ショボいジャンプで寂しく終わるのか、それとも大ジャンプで金メダルの幕引きか、原田のジャンプを楽しみにしていたのは私だけではあるまい。それが誰も予想し得なかった驚きの“ネタ”で、飛ばずしてあっけなく終了とは。原田らしいと言えばあまりにも原田らしいけれど。
それで、ふと心配になったのだ、加地さんが。もちろん加地さんはスキージャンプの選手ではないから体重など気にせず好きなだけ長いスキー板を履けばいいのだけれど、私はサッカーのルールに詳しくないのでよくわからないが、たぶんスキーを履いてピッチに立つのは反則である。だからうっかり勘違いでスキーのままピッチに立たないよう、十分に気を付けてほしい。いや、それとももしかしてルール上スキー板の着用は問題ないのかもしれず、それなら安心して長い板を履けばいいけれど、でもジャンプと違って長ければいいってもんでもない気がする。長い板はオフサイドになりやすい。だからやっぱり、ほどほどがいいんじゃないか、スキー板の長さは。でもまあミズノの新しいスパイクのほうが走ったり蹴ったりしやすいとは思うけど。
加地さんがW杯のピッチでどんなプレイをみせてくれるのかを楽しみにしている世界中のファンのためにも、ピッチ外での「うっかり」とか「勘違い」には気をつけてほしい。そのせいでピッチにすら立てずにW杯が終わってしまうなんて、あまりに悲しすぎる。会場を勘違いして東京ドイツ村へ行ってしまうとか、うっかり下半身裸でピッチに入場してしまうとか、飛行機に手荷物で金属バットを持ち込んで捕まるとか。それは加地さんじゃないか。まあとにかく大惨事はピッチの中だけにしておいてもらいたいのだ。
間違えてオーストラリアの選手として登録されないように祈っています。
加地さんが相手なら勝てるわけありません。
僕は日本のゴールがどちらかだけはしっかりと確認して頂きたい。
W杯の舞台で、うっかり勘違いして日本のゴールに豪快にハットトリック!!なんてあまりにも洒落にならないぞ、加地さん。
駒野も怖いけど服部さんも…
http://www.jsgoal.jp/special/2006preview/hiroshima.html
>>HATSUさん
もしそんなことになったら私は迷わずオーストラリア人になりますね。どうやったらなれるのか分かりませんが。
>>リンダリンダさん
なんかそれでもいい気がしてきました、加地さんのハットトリックが観られるなら。
>>クリアファイルさん
服部さんはフワリクロスですか。右からふんわり左からフワリ。