顔を洗う時は洗面台に水をはって蛇口を止め、水を無駄にしない。みんなで止めよう温暖化。チーム・マイナス6%。っていきなり何を言い出したのかという感じだし、そんなことは常識だろうと思う方も多いと思われ、もちろん私もそうしていて、今朝もそうした。だが今朝はまた別のいい考えを思い付き、それを同時に実行しようと、水をはりながら私はリステリンを口に含んだのだった。いい考えとはこうだ。「リステリンをぶくぶくしながら顔を洗うと時間の有効活用」。
いつも思っていたのだ、洗面台の前に立って、リステリンをぶくぶくしながらつっ立っている時間はもったいないなと。かといってぶくぶくしながらご飯は食べられないし、ぶくぶくしながらリフティングも難しそうだ。ぶくぶくしながら朝のあいさつ、ぶくぶくしながらもうひと眠りなど色々考えてはみたものの、どれも現実的ではないように思え、ぶくぶくの時間はぶくぶくに専念するしかないのかと諦めかけていた今朝、ひらめいたのだ。歯みがきと洗顔の中間点にあるぶくぶくを、洗顔に含めることによって、洗面所で費やす総時間を短縮できるはずだと。
ぶくぶくしながら待ち、洗面台がいっぱいになったところで、そのまま頭を下げて顔を水に浸す。俺って頭いいなあ、と自画自賛する間もなく、鼻の奥に激痛が走った。リステリン、鼻に逆流。思わず咳き込み、口の中のそれを全て洗面台の水にぶちまける。鼻の激痛は中々おさまらず、涙を流しながら何度もうがいをして、ようやく落ち着いたのだった。
洗面台一杯の水と、咳き込んでいる時間を無駄にした。無駄はよくない。でも人は無駄から学ぶ事だってあるのであり、私は学んだのだ。「リステリンが鼻に入ると、痛い」。身を持って、学んだのだ。
無駄といえば、加地さんがボールも来ないのに縦に何度も走るのだって、決して無駄なだけではないはずだ。相手DFがそれにつられて中央にスペースができるかもしれないし、何回かに一回は加地さんにパスが通るかもしれない。そしてそのうちの何回かに一回はDFをかわしてクロスをあげられるかもしれないし、さらにそのうちの何百回かに一回はそれをFWがゴールするかもしれないのだから。もし仮に何千回走ってもゴールにならなくても、その走りは無駄などではない。ちゃんと役に立っている。
加地さんの体力づくり。
試合中に、次の試合に向けた体力づくりをする、時間の有効活用が上手な加地さんである。
今まで、次の試合に向けてクロスの練習をしていたのか、加地さんは。
あの無尽蔵な体力はそこからだったんですね。
そんな加地さんのひたむきな姿勢に賛辞を。
もしかすると今まで無数に上げ続けたクロスも全てはワールドカップの為の調整に過ぎなかったのかも知れませんよね。しかも南アフリカ。
記事に関係ないかもしれない。てか関係ない。
でも言わせて欲しい。
さっきの加地さんがベルカンプに見えたと。
加地さんが同点弾だよ!
Jでは、札幌での、なんちゃってスーパーミドル以来かな!?
>>HATSUさん
「どこに上げたら入らないのか」を確認するという、消去法での練習です。
>>加地亮太さん
目の前の試合など眼中になく、常に次の試合を見据えている加地さん。
>>ビーノさん
南アフリカW杯に向け超長期的なスパンで調整を続けているのですね。
ふたたび
>>HATSUさん
ベルカンプの生霊がとりついたのでしょうか。6月までとりついててくれませんかね。
>>DubDubさん
2002年以来ですね。W杯イヤーにJで1点取る仕様?