私は植物など全く育てたことがない、というわけではないけれど、自信があるわけでもないので、HCL開催にあたっては芽が出なかったり枯らしてしまうなどの失敗をしないよう、ヘアーラボに付属の説明書き(といってもごく簡単なものだけれど)になるべく忠実に世話をしているのである。例えば「明るくあたたかい場所で育てて下さい」との指示には、日当たりのいい場所にこまめに移動させるべくつきっきりで対応し、ってどんだけ暇なんだよ。しかしその甲斐あってか二人とも順調に育っており、戦いは白熱しているのだった。
また、説明書きには「1週間に2〜3回は霧吹きなどで人形の頭の部分を湿らせて下さい(発芽後も)」ともあるのでそれもそのとおりにしたいのだが、残念ながら我が家には霧吹きがない。それで思い出したのは子どものころのことなのだった。
当時の私の家にもやはり霧吹きがなかった。普段使う用事がないからなかったのだろうけれど、それが急に必要になったのは私がカブトムシを飼い始めたからで、「カブトムシの飼い方」といった本には必ず「カブトムシは乾燥に弱いのでときどき霧吹きでケース内を湿らせよう」などと書いてあり、だから子どもの私もやはりそれを忠実に実行すべく、母親に霧吹きはないのかと聞くと彼女はないと答え、何に使うのかと言うのでカブトムシについて説明すると、母はひとこと「大丈夫よ」とだけ答えてコップに一杯水をくみ飼育ケースに歩み寄ってその蓋を開けるので、だめだよそれじゃあ水浸しになってカブトムシが溺れちゃうよ、と止める間もなく母はその水を口に含んで次の瞬間、
ブーーーーッ!
母の口からケースの中いっぱいに噴霧される水。驚いた私は、いやだやめてよカブトムシに唾がついちゃうよと抗議したが、母は既に2杯目を口に含んでおり、その口で「あいおうお(大丈夫よ)」とまた答え、ブーーッ!
うわーん、カブトムシが、カブトムシが!
母さん。大人になった僕は霧吹きの2つや3つくらい買えるのだけれど、でも母さん。僕にはあなたにもらったこの体と、知恵があるのですよね。
ブーーーーッ!
※加地さんたちの頭髪に光るものは朝露です、念のため
母強し!
もしかしてアイロンの時にも『ブーーーーッ!』ってやってました?
本当に朝露ですか〜〜??
いつかのツネ様を思い出しました。
私の幼少の思ひでと重なるかも・・
私の場合は、ホタル&ばあちゃんのブーーーッ!
ホタルって綺麗な水に宿るんだったっけな;
ウケた、実は私も霧吹きなくて、ブーーーーーやったし。
自分も顔が水浸しになるんだよね、kajidaisanjiさん。
うわーん、加地さんが、加地さんが!
ペットボトルとストローあたりで霧吹きつくってくださあああい!
やばい!!
kajidaisanjiママがやばい!!
「あいおうお(大丈夫よ)」かわいすぎます!!!
>>takabyさん
霧吹きがない、ってことは、やってたんでしょうね。
>>senriさん
私が嘘を書いたことなどあったでしょうか?
>>もこさん
あれは見事な霧吹きでしたね。トイレの水を。
>>yuri★さん
そういえばホタルのときもあったかも、母の霧吹き。
>>プリンさん
ブーーっと吹いたあとでダラーっとなりがちです。
>>drunkdrummerさん
もしかしてペットボトルのキャップに小さな穴でも開ければ霧吹きになりますかね?
>>’w’さん
今度田舎に帰ったときにでも伝えておきます。本人はなんのことやらわからないと思いますが。