サッカーゲームといえばファミコンの「サッカー」で時が止まっている私は、「サカつく」というゲームについてほとんど何も知らないのだが、その次回作「6」に結果を反映させるのだという投票キャンペーン「サカつくをつくろう!」が開催されており、現在募集中の第5回目の投票テーマは、「Jリーグのイケメン選手を探せ」であることを知った。
加地さんの順位はどうなっているだろうと中間報告をチェックしてみると、なんと得票はたったの8票で、遠藤と並んで31位と思いがけなく低い順位であった。
前回のイケメン対決(およびペットボトル対決)で大差で圧勝したマリノスの狩野選手にも負けており、大変だ、早く私も加地さんに投票しなければ、っていうか違う、ライバルは狩野選手なんかじゃないんだ、倒すべきはウッチーだ、ウッチーめどうせ1位を独走してるんだろう、と思い確認すると、そこには見慣れない名前があったのだった。
サンフレッチェ広島の、橋内優也選手。どんな顔だったっけ、そんなにイケメンなのか。検索して見つけたプロフィール写真によると、こんな顔らしい。
橋内選手に負けるな加地さん、目指せイケメン投票2冠王。
等々力から家に帰ると、家の者が「コロコロじゃなかったね」と言う。ニュースで遠藤のPKを川島が止めるところを見たらしく、そのときの川島の気迫溢れる顔つきがよかった、惚れた、などと言っている家の者であったが、ガンバの選手の中にも、そんな川島に惚れてしまったらしい者がいた。
FKそっちのけで特等席で川島に見とれる、新婚さん。それともこれはイケメンがじっと見つめてキーパーの集中を乱す、という新たな作戦か?
前節、マリノスの狩野選手が加地さんに「ペットボトルをかっこよく飲む対決」を挑み完敗したのだったが、今回はなんとチームメイトが対決に名乗りを上げたのだった。
挑戦者、橋本。加地さんの妙技「片足バランス飲み」の前に、完敗。
ポージング対決。引き分け。
森選手の「金玉顔面に押し付け攻撃」から必死で逃れようとする遠藤。
ワイニングイレブン。
ボール男、現る。
加地ヒトリ、2009・まだまだ梅雨。
関東地方はあいにくの雨。雨かー、いやだなあ、出かけたくないな。と思ったけれど、やっと訪れた生であの人を見る今シーズン初めてのチャンスだし、それにスタジアムの客席には屋根があるんだからまだいいじゃないか、あの人は雨の中で仕事をするんだぞ、それに雨の中で傘をさす姿も素敵に違いないし、と日産スタジアムへ向かったら、やっぱり素敵だったな。
傘をさす前田アナ。いいなあ。そのビニール傘の下で、雨粒が傘にあたる音を一緒に聞きたい。雨を集めて水彩絵の具で一緒にスケッチしたい。
そんな妄想にどれくらいの時間浸っていたのかわからないけれど、大歓声で我に返ると、加地さんのそれと同じくらい希少な、橋本のゴールが決まったらしいのだった。橋本は自身のブログで「久しぶりのゴールで喜びかたはしょぼかった…」と書いているが、しょぼいっていうか、ちょっと分かりにくかったな。見えにくかったっていうか。
本人たちにしか見えないほど透明度の高いアクリル板を間に挟んでゴールを喜び合う、橋本と二川。このあと「チュッ」としたかどうかまでは確認できず。
加地さんとのイケメン対決の投票で最下位と惨敗したマリノスの狩野選手、試合中に今度は「ペットボトルをかっこよく飲む対決」を挑むも、ボトルの底の丸みを鼻に見立てて「アンパンマン」とおどけて見せた加地さんが21票を獲得、またしても惨敗。
放り投げたペットボトルからこぼれたドリンクが監督にかかりそうに見えるけど、たぶん錯覚。
一日警察署長をやりたい加地さん。
キーパーみたいにキャッチングしてしまいそうな加地さん。
イルカ、もしくは鮫になってみた新婚さん。
雨の中でもナルシスティックなポーズがキマっている加地さん。
今シーズン初観戦の加地さんは、相手選手はおろかボールまで置き去りにするドリブルを披露したり、マリノスの渡邉カズマだか電ボだかにヘディングシュートを許しあわや同点ゴールの大惨事という場面を演出したりと、楽しませてくれた。
水曜日にはすぐにまたアウェイ川崎戦。私が観戦に行くかどうかは、お天気、もしくは前田アナが来場するかどうかにかかっている。
加地ヒトリ、2009・梅雨。
「籠の鳥」ならぬ「網のネコ科の動物」。
ネコ科の動物がいるってことは、ガンバ対フロンターレだけど、JリーグじゃなくACL。BS朝日の録画中継の前に生中継されていたアントラーズ戦では、ウッチーがPKを外す大惨事。さあ、加地さんは何をやらかしてくれるんだろうと期待し観ていると、やってくれた。
ふんわりクロスでレアンドロのゴールをアシスト。いつもよりちょっとカーブのかかった、後ろの看板のナイキのマークのようなその美しい軌跡に、レアンドロ以外の全員が完全に見とれて立ち尽くしてしまっている。ゴール後に相手キーパーの川島がものすごく怒っていたが、クロスがピッチに着地するまでの一部始終を見ていたかったのに途中でじゃましやがってこのやろう!というその気持ちは、とてもよくわかる。
ところでACLとよく似た名前の、HCLという大会があったことを覚えている人は少ないかもしれないが、大会は閉幕したけれど選手たちはまだまだ成長を続けており、先日、驚くべき変化が起きていたのだった。
花が咲いた。咲くんだな、芝にも、花って。そのうち種もつけるんだろうか。そしたらその種を収穫して、それでまたHCLを開催しよう。
おかえりなさい。ただいま。って、私じゃなく。
おかえりなさい。あなたがピッチに戻ってくる日を、どれだけの人が待ち望んでいたことか。2009年のJリーグは、今日開幕したといっても過言ではないだろう。右脚から放たれるそのパスで、これからたくさんのゴールを演出してくれ、本当に待っていたよ、おかえり、二川、っていう、加地さんのことかと思わせて別の人のことを書く、っていうパターンはもうさんざん使ったので、やめる。
加地さんがついに帰ってきた。スタメンから90分フル出場。早速ふんわりクロスをお披露目したり、相手右サイドからのふんわりめのクロスをかぶって失点につなげる大惨事で、復活ぶりをアピール。対する新潟の選手たちも祝福ムードで、キャプテン本間は中澤のシュートを金玉ブロックして加地さんへのリスペクトを表現。やはりJリーグには加地さんが必要だ。本当におかえりなさい、加地さん。
っていうか、ただいま。私も。
今日からまたまた少しずつ更新していこう。いや、加地さんの離脱とともに更新が滞り、加地さんの復帰に合わせるようにこうして更新を再開したのは、別に「加地さんが復帰するまで更新しない」とか決めてそうしていたわけではなくて、もちろんその間ネタがなかったせいでもあるのだけれど、ちょっと、私は私なりにいろいろとあり、たまたまである。
その「いろいろ」の中には住環境の変化も含まれ、つまり私は引っ越したのだった。つい3日ほど前に。だから今私は段ボールに囲まれて生活しており、って、いや、念のために断っておくと、段ボールで出来た家に引っ越してきたのではない。いくら私がむしょ(略)だからといって、段ボールハウスに住んでいるわけではないのだ。っていうかもしかしたら、私が自分の肩書きとしてよく書く「むしょ(略)」が何の(略)なのかを誤解している人がいるかもしれないので、いい機会だから説明しておこう。
「ムショ帰り」
おかえり。嘘ばかりついている、詐欺罪。
今回の引越しは、少し特別な引越しだった。長く住んだ町との別れでもあり、そして愛妻との別れでもあったのだ。いや、「別れ」なんてきれいに言ってはいけない。私は、彼女を捨てたのだ。
今までずっと、文句ひとつ言わずに私の面倒を見てくれた彼女を、私は一方的に捨てた。彼女に非はない。悪いのは私だ。最後の日まで私のために働いてくれた彼女には、感謝と謝罪の気持ちでいっぱいだ。両脇を抱えられて部屋を出て行く彼女の姿を思い出すと、涙が出そうになる。
さようなら、今までありがとう、そしてごめんね、
ナショナル・愛妻号。
私が上京してひとり暮らしを始めるとき、今は亡き父が買いそろえてくれた家電の中で、唯一今まで壊れず生き残っていた洗濯機。まだまだ元気に動いて洗濯してくれるのだけれど、引越しを機会に買い換え。エコ換え。エコポイントつかないけど。
私の愛妻っていうか、いわゆる「家の者」はもちろん引越し先の段ボールハウスでも一緒だ。文句ひとつ言わずに洗濯をしてくれる。文句じゃなく、お願いはたまに言うけど。
「干しといて」
…はい。
加地さんの近況。っていうか、まあこんな程度しか、っていう、私の近況。
本物のインパクトには、かなわない。
先日無理やりバーレーン戦のこと、っていうか、T君の思い出話を書いて久しぶりに更新したのだけれど、ここのところ更新できなかったのも無理はない、加地さんのその後について、情報がないのだ。テレビや新聞では報道されないし、ネットの掲示板やblogなどを見て回っても全くなにも分からない。
というわけでも、ない。
気が付けば私はこのblogだかなんだかよくわからないものを、もう4年以上も続けているのだった。その間私は、加地さんに関するネタを集めるためのさまざまな方法を身につけた。いち早くそれをキャッチすべくネットや各メディアにアンテナをはり、って言ってもいまだにスカパーのアンテナはないんだけど、それとコメント欄やメールで情報を教えてくれる方も多く、だから加地さんに関する情報の入手には、それなりに自信があるのである。
加地さんのその後についての情報を、私は手に入れたのだった。
メディアではたぶん報道されていない、最も最近の加地さんの姿である。そう、姿、写真だ。それをどこで入手したのかはご想像にお任せするけれど、そこに写る加地さんはだいぶ元気なように見える。髪が伸びたな。っていうか、もしかしたら私以外にも加地さんのことが気になっている人がいるかもしれないので、特別にその写真を載せよう。
嘘はついていない。ただバカなだけだ。4月バカ、っていうか、1年中バカ。