緊急生観戦

石破茂はまばたきをしない。とか、麻生太郎は話の中でいくつかの具体例をあげるとき必ず「コミック、アニメ、フィギュア、等々(とうとう)の…」と、「等々」と言う。たまに「などなど」と言い方を変えることもある。その使い分けに法則があるのかはまだ不明。

とか、そんなことばかりいつまで書いていてもしかたがない。最近は更新もサボり気味だし、このへんでひとつ、積極的にネタを仕入れようじゃないかと思い、気が付けば今日は日曜日。リーグ戦の試合があったはずとネットで調べると、あった。そして次の瞬間、私の頭の中で、ちゃらららららちゃらららー、と「マイ・フェイヴァリット・シングス」が流れたのだった。

そうだ スタジアム、行こう。

こうなったら生で会いに行くしかない。って、嘘、行くの?予報は雨だし、っていうかそもそも今から間に合うのか。いや、考えている暇があったら出発だ。愛があれば雨なんてへっちゃらさ。愛があればきっと間に合うさ。って、はたして愛なんだろうかこの気持ちは。自分でもまだよくわからないけれど、とにかく電車を乗り継ぎ、雨の中なんとかキックオフ前にスタジアムにたどり着いたのだった。

江東区夢の島競技場。

プレナスなでしこリーグ第14節、日テレ・ベレーザ対TASAKIペルーレ。ついに君に会いにきたよ、永里優季。

あ、そういえば、私の永里に対する愛にも似た感情について、ここに書くのを忘れていた。アテネ五輪以降、なでしこJAPANの中に応援すべき選手を見つけられない私だったのだが、北京五輪中国戦での永里に、私の目は釘付けになってしまたったのだった。

ガッツポーズが、なんか、かわいい。

ちなみにアテネ五輪のときに私が応援していたのは山本絵美であることは、いつかのコメント欄で書いたような記憶があるが、だから今回はベレーザの永里とペルーレの山本がいっぺんに見られるという、私にとっては雨だろうが遠かろうが駆けつけねばならない試合だったのである。試合が始まった。

永里、ベンチスタート、出番なし。
山本、ベンチにもいない。

なんてこった。金返せ。あ、いや、もともと無料だけど。そうか、残念。あのガッツポーズを生で見たかった。11月にもう一度対戦があるようだから、そのとき二人そろって見られることを期待しよう。試合は5−0でベレーザの圧勝だった。

それで、いつものようにおかしな写真をたくさん撮ってきたので、それをネタにカジオログを更新しようと思ったのだが、どうも調子が出ない。いつもなら、「ヘン顔で相手を油断させる誰それ」とか、「得意の金玉ブロックでピンチをふせぐ誰それ」とかなんの躊躇もなく、というかむしろ喜んで載せるような写真がたくさんあるのだが、だめだ、できない。いまさらであるが、カジオログは女子とはあまり相性がよくないようである。

ピクトグラムが飛び出してきたっぽい。

とか、そんな程度で、あとはお蔵入り。男子とか女子とか、そんなの関係ねぇ、とはいかない私なのだった。

おざわー

民主党の代表戦は、無投票で小沢一郎の3選が決まった。

って、いきなり政治の話を始めようというわけではなくて、小沢一郎の口癖というか、話し方について書きたいだけなんだけど、やたらと「あー」とか「うー」とか言うのである。

「何としても、おー、
 政権奪取、うー、
 全力で、えー、
 頑張っていきたい」

よく聞いていると、これはでたらめに「おー」とか「うー」とか言っているのではなくて、直前の言葉の母音を伸ばす、という規則があるのだった。

「財源が、あー
 ないという、うー
 論議は、あー
 官僚の、おー
 言い分を、おー
 そのまま言っている、うー
 論議であって、えー」

今日も記者会見でそんなふうに話す小沢の映像がニュースで流れていたのだが、それを見るともなく見ていた家の者が突然、「生活が、だいー」とわけのわからないことを言って画面を指差すので、見ると確かにそうだった。

国民の生活がだいー。

ディラン

ホフディランのニューマキシシングル「恋人たち」に収録された、カップリング曲のタイトルがちょっと気になったのだった。

「カジディラン≡」

加地ディラン。これはもしかすると、なだぎ武がビバリーヒルズ高校(青春)白書のディランを真似たキャラクター“なだぎディラン”のように、チェックのネルシャツでキメた加地さんが、金髪ロン毛の“播戸キャサリン”に「私のこと愛してるならパンを買って来て」とねだられ、「んにゃあ〜、仰せの通りに」と自転車にまたがって走り出す、とかそういう“大阪蹴球白書”を歌った歌なのかと思ったけれど、ってまあ本当は思わなかったけれど、残念ながらやっぱり違うらしい。

違うけど、CDの宣伝をする加地ディラン。

世界中が 恋しちゃうよ キミに夢中
夢の夢の そのまた夢で ah〜キミに逢いたい
(カジディラン≡)

ニブログ

やっと更新されたと思ったらゴキニブリの話かよ、とかもっと怒られるのかと思ったけれど、意外にもコメント欄はゴキニブリ談義に花が咲き、ってまあそれほどもりあがってはいないけれど、でも1人がコメントをくれたら100人が読んでいると思え、とか言うし、いや、違ったかな、とにかく恐怖体験や大格闘の武勇伝など、ゴキニブリにまつわる思い出話のひとつやふたつを誰しも持っているもので、私にも「ビデオデッキ事件」「ゴキパオパーティー」「人気物件・定員オーバー」「香港の夜」「こんにちは!ゴキニブリBABY」「カブトムシが採りたくて」「最終兵器・掃除機の落とし穴」など、他にもたくさんのゴキニブリエピソードがあるのだが、だからもういっそのことここを「ゴキニブログ」と改名し、それらを毎回紹介するブログのようなものにしようかと思ったけれど、いよいよ誰も読まなくなりそうなので、やめておく。

「あかん、このままやとゴキニブリに主役の座を奪われてしまう…」と真剣に悩む加地さん。

鈍り

そうか。安田の家にも「艶やかな茶色の」昆虫が出現したか。ところで安田はその昆虫の名前を、一度はローマ字でやんわりと表現したものの、直後に思いっきりカタカナで表記しているが、昆虫そのものはもちろん、その名前すら目にすることも口にすることも嫌だという人は多いと思われ、かく言う私もその一人で、だから我が家ではその昆虫をこう呼んでいる。

ゴキニブリ。

間に一文字入るだけで、嫌悪感がちょっとだけ鈍るような、鈍らないような。

安田の家にも、というのは、つまり我が家にも出現したという意味で、ある夜、ドアを開け洗面所に足を踏み出した私は、出迎えるかのようにそこにたたずむ黒い影を見つけ、身動きがとれなくなった。

出た。この夏初の、ゴキニブリ。めちゃくちゃ驚いたが、息を殺し、物音を立てぬよう、運よく洗面台の下に収納してあった殺虫スプレーを手に取って、ゆっくりとゴキニブリとの距離をつめていく。十分に近づいたところで殺虫剤を噴射、した瞬間、ゴキニブリは全力ダッシュでドアの隙間を抜けて隣の部屋へ逃亡。慌てて後を追い、ドアを開けて薄暗い隣の部屋に目を凝らすも、どこにもヤツの姿はない。まずい、逃がしたか…とそのとき。

「ぼとっ」

目の前に、天井からゴキニブリが落ちてきたのだった。うわああああ、と叫びながら再びスプレー噴射。殺虫剤をあびながらも部屋を横断するように逃げるので、中腰で追いかけつつさらにスプレーを吹きかけ、反対側のドアの手前で、ようやくしとめたのだった。

疲れた。心臓はドキドキ、全身汗みずく。床にひっくり返って動かなくなったそれを片付けるという最後の大仕事を終え、ようやく私はパンツをはいたのだった。

風呂あがり、全裸でゴキニブリと大格闘。

翻訳

このサイトの左側にあるリンク集の「加地さんのニュースを検索」をクリックすると、Googleニュースで「加地」の文字が含まれる記事を検索した結果のページが表示されるのであるが、なにやら中国語で書かれた中国のニュースもたくさん表示され、もしや中国でも加地さんは大人気なのかと思いきや、どうもそういうわけではなさそうで、例えばいくつかの記事で出てくる「加地夫」は、ダッシュのおつかいで妻をサポートする良き夫・加地さんのことではなく、ウェールズの首都「カーディフ」の中国語表記であるらしい。また、エキサイト翻訳で「加地」を翻訳してみると、「プラスして」という結果になり、加地さんは攻撃にアクセントをプラスして勝利に貢献するという、素敵な苗字の持ち主だったのである。

せっかくなので、加地さんのお友だちの名前もいろいろと翻訳してみることにした(基本的には繁体字として翻訳)。まずは、中国といえば北京五輪ということで、安田で試してみる。

 安田理大 → 安田が相手にするのは大きいです

体のデカい相手にどう対抗するかが、メダルを獲れるかどうかのカギだ。その安田に代わり前節のJリーグは下平が左サイドで出場したのだが、安田のいぬ間にスタメンに定着するのは難しそうである。

 下平匠 → おりて職人と引き分けします

勝負をおりて、引き分け狙い。そんな消極的なことでいいのか。若いんだからもっと積極的にいったらどうだ。ベンチで観ている福元もそう思うだろう?

 福元洋平 → 福元の海は引き分けします

どいつもこいつも引き分け宣言。そんなやつは海に浮き輪でちゃぷちゃぷ浮かんでやがれ。もっとこう、勇猛果敢に試合に挑む選手はいないのか。

 佐々木勇人 → 佐々木は勇敢に人です

いた。と思ったけれど、選手としてではなく、人であることに勇敢なのだった。でも、まあ、そうだよな。人として生きていくって、けっこう辛いよな。生きてるってだけで、人は誰しも勇敢なんだ。

ちくしょう、レギュラークラスが何人もいない今、このチャンスを掴んでやるぞという気概の持ち主はいないのか。初スタメンの平井はどうなんだ。

 平井将生 → 平井は生みます

いいじゃないか。ゴールを生みます宣言。いや、でもどこにも「ゴール」の文字はない。もしかすると、生むのはゴールではないのかもしれない。

 平井はうんこを生みます

試合前か、後にしろ。だめだ、やはり頼れるのはベテランなのだ。

 明神智和 → 明るい精神と知恵と

なんと素晴らしいスローガン。小学校の壁に、教育理念として掲げてありそうである。やはりこうなってくると、遠藤の復帰が待ち遠しい。

 遠藤保仁 → 遠藤は仁を守ります

慈しみの心を忘れない遠藤。病気からの回復を祈り続けたサポーターの気持ちに、遠藤はきっと答えてくれるだろう。

 橋本英郎 → 橋本の英郎

そのままである。ところでガンバではないが、こんな結果になった人もいる。

 今野泰幸 → 今野と泰幸

ひとりユニット。

 二川 → 2川

翻訳なのか、それ。

*   *   *

ガンバの選手をひととおり翻訳してみたあとで、代表選手でも試してみたのだった。まずはなんといってもこの人で、「ジメジメしたところが好きです」とか「カサを開いて胞子を飛ばします」なんて翻訳結果が出たらどうしようと期待、いや、心配したものの、それに反して驚くべき結果が表示されたのだった。

 中村俊輔 → 中村が優れて補佐します

素晴らしいパスでアシストをしまくる、中村。そうか、プレイスタイルが名前によって運命付けられていたのだな。ということは同じ字を持つこの人もそうなのだろうか。

 松井大輔 → 松井は大いに補佐します

俊輔と松井が名前どおりの働きをすれば、日本の南アW杯出場は間違いない。とはいえそのアシストを決めるFWがいなければ話にならないわけで、現在リハビリ中の播戸にも、いずれはまた代表に復帰してもらいたいものだ。

 播戸 → 放送しますか?

TV映りを気にしてないで、ゴールを頼む。

五輪代表であり、フル代表デビューも果たした、カジオログ的に顔がちょっと気になるこの人は、意外にもその攻撃的なプレイスタイルと裏腹な翻訳結果であった。

 長友佑都 → 長友はすべて加護します

小学校ではFWで、どんどんポジションが下がっていったと語る長友。もっと下がってGKになっても大丈夫そうである。

ということで長友には日本の左サイドをしっかり守ってもらうことにして、加地さんなき右サイドは内田もいいけれど、やはりこの人に任せたい。今回翻訳をしてみて、その思いがさらに強くなったのだった。

 駒野友一 → ウマの野生の友達の1

右サイドを駆け抜けろ、馬なのか、それとも別の野生の生き物なのか何なのか、よく分からないお友だちの役1の、駒野さん。

バレーの挑戦

正式な合意はまだのようだが、バレーのガンバ退団が決定的だという。このカジオログでも橋本と並んで登場回数が多かっただけに残念だが、アスリートである以上常に高いところを目指し環境を変え挑戦し続けるのは当然だし、そういえば先日のジェフ戦でも、そんなそぶりは見せていたのだった。

環境っていうか、競技を平泳ぎに変えようとしているバレー。狙うは金メダル。北京オリンピックでの北島との戦いが今から楽しみだ。

「鍛え上げられた首の太さが描くシルエットは、栄光の人差し指だ!」

ジェフ戦

後姿もナルシスティックな加地さん。

ピッチ上に突如超低空飛行のスーパーマンが現れ困惑する橋本と山口。

ショートコント、無駄に激しいあっちむいてホイ。
「ジャンケンポン!あっちむいてえ…」

「ホイィィッ!!!!!」
「うりゃあぁぁ!!!」

前日に梅雨もあけ、いよいよ夏本番。夜のフクアリは涼しい風も吹き、スタンドで観戦している分には暑さはそれほどでもなかったけれど、ピッチレベルではやはり気温も高かったようで、だから「給水シーン好き」の私にはシャッターチャンスがいっぱいであった。

西野監督の給水シーンの撮影に成功。

さて、ここで問題です。加地さんのスタミナの秘密は試合中のゲータレードによるこまめな水分補給ですが、ではいったい加地さんはそれをどこから給水しているでしょうか?
1)口 2)足 3)おしり 

ピンポーン。ペットボトルを早押しボタンがわりに答える加地さん。
「1番の、口です」
では正解を見てみましょう。

正解は2番の足でした。って、違うのか。これは水分補給とはまた別の行動なのだろうか。加地さんはいったい何をしているというのだ。

靴下の中に隠したビニール袋にゲータレードを盗んでいる。

せこい。ってそんなわけはなく、それどころか加地さんのゲータレードの飲み方は、ほかのどの選手よりお上品なのである。

お行儀よく正座し、手を膝においてゲータレードをいただく加地さん。

お行儀の悪い橋本。

反省した橋本。って、またこんな写真ばかり載せたら橋本は怒ってにらみつけてくるだろうか。

「やめてー、もう撮らないでー」

ごめん、反省すべきは私だった。もう変な写真は撮らないよ。

天板にアクリル板を使ったおしゃれテーブルになってみた橋本。

羽生 「あ、あんなとこにエロ本が落ちてる、ほらほら」
加地さん (振り返ったらあかん!目をあわせたらおしまいやぞ…)
佐々木 (うわ、やばい、目つぶっとこ…)

明日も撮りに行くぞ、またしょーもない写真を。たとえ橋本ににらまれようとも(スレは当日立てます)。

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