今まで何度かスタジアムに加地さんを観察に行き、その度に試みては失敗し続けてきたのだが、ついに今回私の加地カメラはそれを捉えることに成功したのだった。
舞い上がる、ふんわりクロス。ちょっとブレたけれど、スタジアムの上空へ高々とボールが昇ってゆくところをついに写真に収めたのだ。
落下してくるふんわりクロス。画面下に映っている指のようなものは、それを待ち受けるバレー。
今回はバックスタンドでの観戦で、だから後半はピッチの向こう側から加地さんがあげるふんわりクロスを正面から何本も楽しむことができた。前半は守備に戻る加地さんが目の前を何度も駆け抜けてゆき、スルーパスを通されて慌てる姿などを楽しむことができたが、あまりの近さと速さでほとんどまともな写真は取れず、そんな私のためではないだろうけれど、プレーがちょっと中断した間に加地さんはこちらへとことこと歩いてき、こんな姿を見せてくれた。
水浴びする加地さん。この日は前日までの三浦灼熱とは打って変わって涼しくなったけれど、それでもやはりサッカーをするには十分三浦高温で、だから選手たちはみんな汗びっしょりで走り回っていたのだった。
ドリブルする橋本に熱い視線を送る内田。「欲しいな…橋本さんのビチョビチョのユニ…」
「“バレー”ナノニ、サッカーッテ、オカシクネ?」と突然気がつき、でもなぜかチェストパスを始めてバスケ選手になるバレー選手。
今日もまたナルシスティックな加地さん。カメラマンもファインダー越しではなく肉眼でその姿に釘付け。
本日のベストショット。