モンテネグロ戦で短時間ながら代表デビューを果した橋本の、試合後のコメントがちょっと面白かった。
「ユニホームの交換は、ビチョビチョだった(笑)」
「着心地?汗ビッショリでした(笑)」
モンテネグロ選手から受け取ったユニフォームが汗みづくで、嬉いというよりもちょっと気持ち悪い、とか言ったら失礼だけど、それにしてもあまりにもビチョビチョでまいったなあ、という、(笑)よりむしろ(苦笑)というニュアンスが読み取れるコメントだが、もし橋本がこんなことをしながらそのコメントを発したとしたらどうだろう。
そのユニフォームをチューチュー吸っている。
いや、あの、ごめんなさい。ついまた橋本を変態キャラにしてしまった。そんなつもりじゃないのだ。むしろ応援しているのだ。本当は大好きなのだ。橋本には日本代表のスタメンの座を勝ち取り、90分フル出場して自らのユニフォームをビチョビチョにしてほしい。そしてそれを、私は吸いたい。ってもちろん嘘だけど。
また、オシムは試合後の記者会見で加地さんの欠場を嘆く発言をしたのだったが、素直に「加地さん」と言えばいいところを、「タッチラインのハジからハジまで一人でカバーできて、何度も往復できるそういうスピードとエネルギーのある選手」などと回りくどく表現していたのだった。この回りくどさが“オシム独特の言い回し”というやつなんだな。
「今日は、日本の伝統的な料理の爆撃機というニックネームを持つ選手がその名の通りの仕事をした。赤い毛むくじゃらのキャラクターの友だちの緑色のキャラクターっぽい選手も悪くなかったが、なんだか顔が気になる選手は大事な場面で個人プレーに走った。カジオログに取り上げられることが頭をよぎったのかもしれない」
「次の試合は、ネット上では秋の味覚の名前で呼ばれる選手や、8本足の軟体動物の名前で呼ばれる選手、そして親指も試したい」
「地球から銀河系の端まで一人でカバーできて、円盤状の乗り物で往復できるそういうテクノロジーを持った選手にもチャンスはあるでしょう。彼は脚だけでなく、目も使える。ルールブックに目を使ってはいけないと書いてありますか?」