ゆがみツール

先日のPhotoshopのアップデートで、「ゆがみツール」で目や口などのパーツを加工して、顔の表情を簡単に変化させることができるようになった。プリクラとかで目がでかくなるああいうことが、Photoshopでもできるようになったのだ。

そこら辺にあった写真を開いて「ゆがみツール」を選んでみると、顔認識が働き、眼や鼻のパーツがすぐに調節できる状態になる。あとはマウスで直接ドラッグしたり、スライダーで変化量を指定すると、ごく自然に目を大きくしたり、口を笑顔にしたりできるのだった。

ところでよくデカ目加工されたプリクラは「宇宙人か!」とか言われがちで、つまりこの機能を使えば誰でも宇宙人になれるのではないだろうか。早速加地さんを宇宙人にしてみよう。

宇宙人としての加地さん

なった。

ところで、この「ゆがみツール」のパラメーターは全て逆にも設定でき、目を小さくしたりすることができるので、もしかすると宇宙人を人間っぽくすることもできるのではないだろうか。

ノーマル羽生

さっそく宇宙人を捕獲。これより人間化に取り掛かる。

オペ中

マウスで目や口をいじっていると、なんだか手術台の上の宇宙人を解剖しているかのような気分である。そしてついに、我々は羽生を人間の姿にすることに成功したのだった。

人間としての羽生

人間、羽生。ものすごく自然じゃないか。こんな人、いそう。加工前の写真より、間違いなくいそうである。いや、実際いるのは、加工前の羽生なんだけど。

あまりに自然な仕上がりで、加工前後の写真を見比べていると、だんだんどっちが加工前でどっちが加工後なのかわからなくなるほどである。では、羽生をもっと宇宙人っぽくしたらどうなのだろう?

宇宙人としての羽生

まごうことなき宇宙人。いや、いくらなんでも羽生はここまで露骨に宇宙人じゃないよなあ。とは思うんだけど、でも今までの3枚を並べると、そうとも言えない気がしてくるのだった。

羽生グラデーション

私のイメージする羽生は、間違いなく、一番左なのである。「ゆがみツール」がゆがめるのは、私たちが思う「人間と宇宙人と羽生の境界線」なのかもしれない。

(おまけ)顔認識、と言えばこの人で試してみないわけにはいかないので試してみたら、最近の顔認識技術の進歩か、見事に認識されて宇宙人になれたのだった。よかったね。

羽生俊輔

横浜FC戦

私はスマートフォンこそiPhoneを使っているけれど、WEBサービス、たとえばメールとかカレンダーとかオンラインストレージとかは全部Googleのサービスを使っている。

iPhoneで撮った写真は自動的にGoogleフォトにバックアップされるし(9割ねこの写真だけど)、ロケーション履歴もONにしてるから私がいつどこへ行ったのかGoogle先生は全て知っている(ほぼ毎日家にいるか、近所のスーパーへ買い物に、なぜかいつもうんこが散乱している道を、それを踏まないように通って行くだけだけど)。

Googleになんでもかんでも知られるのを嫌がる人もいるだろうけれど、私は別に気にせず、むしろ引き換えに得られる利便性にあやかるため、積極的にデータをGoogleに集約してるのだった。

そんな私のことをなんでも知っているGoogle先生は、私が加地さんサポーターであることも当然知っており、iPhoneの「Googleアプリ」を通じてファジアーノ岡山の予定を通知してくれるので、今回の横浜FCとのアウェイ戦があることを忘れずにすんだのだった。

ところがその通知を開いて現れる画面は、しれっとこんな内容になっていたのである。

Google先生の罠

「競技場: 三ツ沢球技場」

危ない。完全にGoogle先生を信用していたので、チケットを買おうとして1500円でS自由席にビールがついてくる、っていうおかしな価格設定のチケットの存在を知って本当かこれ?なんかの間違いか?と確認のために横浜FCのサイトをよく見なかったら、私は三ツ沢へ向かうところだった。

まあ、Google先生も間違うことがある。気を取り直して日産スタジアムへの行き方をGoogleで検索、的確な乗換案内にしたがって、時間どおり無事に到着したのだった。1500円のチケットでビールももらえたしS自由席にもちゃんと入れ、セブン-イレブンのおにぎり100円でビールに合いそうな濃い目の味を選んで買ってきたのを食べつつ、念のため、って岡山のスタメンをチェックすると、あれ、加地さんの名前がない。スタメンどころかベンチ入りすらしておらず、どうやら遠征に参加していないようなのだった。

そんなばかな。じゃあ私はビールを飲むためだけに、わざわざ日産スタジアムへ出かけてきたのか。試合が終わり帰宅して家の者に「加地さんいなかった」と言うと、「あー、GWだから家族サービスじゃん?」ってそうなのか。サッカー選手がそんな理由で試合を休んだりするものだろうか。でも出場停止でもないし、怪我のニュースもないし、いったいどうしちゃったんだろう。

そうだ、こんなときこそGoogle先生だ。先生ならきっと加地さん欠場の理由も教えてくれるはずだ。早速検索してみるとさすが先生、Googleストリートビューにその答えが見つかったのだった。

加地さん@ストリートビュー

間違えて三ツ沢へ行っちゃって慌てる加地さんの姿がそこに。どうやら加地さんもGoogleヘビーユーザーだったようだ。

新ユニフォーム

日本代表シンガポール戦。この試合でお披露目された新デザインのユニフォームは生地がさらに薄くなっているのか、清武のそれがバッサリと縦に裂けてしまったのだった。裂けユニで思い出すのはやはりまるではっぴみたいだった柳沢だけれど、清武は背中側を裂いてかっぽう着風の着こなし。

隣で観るともなく観ていた家の者がぽつりと、「裂けやすいんだ…パンツも…?(ゴクリ)」ってパンツはたぶん裂けない、っていうか今日は出てないようっちー。

ところでその新ユニフォームを紹介するadidasのサイトの写真がなんだか無駄にかっこいいのだった。まあよく見ると宇佐美が香川の後頭部に何かを見つけてしまってたり、うっちーが背中のタグがチクチクしてイライラしてたり、酒井高徳が「俺の未来!!」の瞬間だったりはするけれど。

我らが加地さんがこのモデルをやったら、きっともっとかっこよくキメてくれるに違いない。それにこのユニは加地さんに似合うのではないだろうか。加地さんが代表に復帰して本当に着てくれたら一番なのだけれど、ひとまずここは得意のコラで着せてみることにする。

ハンガーとしての加地さん

ハンガーとなってキメる加地さん。うん、似合ってる。

加地さんハンガーバナー

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