トリニータ戦

加地T効果で、ってそんなわけはないが、なんと、またしても、加地さん、ふんわりクロスでゴールをアシスト。

マグノアウベスの頭にぴたりとぽとりとあわせる絶妙な放物線。いったいどうしちゃったんだ、加地さん。今年の加地さんはどんどんアシストを決めちゃうのだろうか。えー、そんなのつまんない。っていやそんなことないからたくさんアシストしてほしいけれど、でも、たまにでいいから見せてほしい、大惨事も。

ところで大分の左サイドで出場していた金崎選手は滝川二高出身のルーキー、つまり加地さんの後輩で、ドイツW杯後に加地さんが高校をサプライズ訪問したときには生徒として在籍していたらしく、そう言われたら写真の右隅に写っているのがそうなんじゃないかという気がしなくもないが、それはさておき、金崎選手の名前、夢生は「むう」と読む。

帝国。もしくはシンデレラ・ハネ

停滞の理由

すっかり更新が滞ってしまったのには理由があるのだが、その理由については詳しくは書けず、っていうか正直なところ、自分でもなぜなのかよくわからないのだ。

万博へジュビロ戦を観に行き、そのついでに関西方面を旅行していたからか?万博は万博でも、つくば万博跡地など北関東を旅行していたからか?羽生に連れられ宇宙を旅していたからか?自分探しの“長旅”に出ていたからか?

加地さん、もしくはその他の選手(たとえば橋本)に名誉毀損で訴えられたからか?パソコンが故障したからか?ついに私の脳みそが故障したからか?

人の家の屋根の上のCSアンテナを拝借しようとよじ登り、足を滑らせ落下して入院していたからか?人の家の屋根の上のCSアンテナを拝借しようとよじ登り、まんまと取り外したところで逮捕されたからか?人の家の屋根の上のCSアンテナの隣で羽生にもらった自分のアンテナを陳列して逮捕されたからか?

CSアンテナを買うためのお金を稼ごうと、昼夜を問わず必死で働いていたからか?働きもせず、昼夜を問わず必死で「加地T加地樽プレゼント2007」のページを作っていたからか?

本当の理由は、誰にもわからないのだ。


加地T加地樽プレゼント2007

アルビレックス戦

スカパーが受信できない我が家でもNHK-BSで久しぶりに加地さんの活躍が観られるぞ、よし3時になった、TVのスイッチオン、行け行けかっ飛ばせ加地さんホームラン、って違うじゃないか、なんでJリーグじゃなくて大リーグをやっているのだ。大リーグの試合が延長戦に入り、そのまま中継が続いているらしい。そんなことしてる間に加地さんがふんわりクロスでアシストしまくってたらどうすんだよ受信料払わねえぞ早くしろよ、と気が気ではなかったが、幸いほどなく野球は終わり、ニュースの後、前半10分過ぎから中継が始まった。

そして加地さんはアシストなどしてはいなかった。もちろん、できなかったのではない。私たちを待ってくれていたのだ。前半43分、まだ雨が降り続く新潟の空に、虹が現れた。天空を横断する、美しい放物線。

加地さん、ふんわりクロスで遠藤のゴールをアシスト。バレーの頭上を越え、背後の遠藤の足元にピタリと落下する、この角度、この速度しかないという、見事な放物線。それまで好セーブを見せていたキーパーも、あまりの美しさに見とれてしまい、シュートを後逸したのだった。

慎ましく画面の隅で自らのアシストと遠藤のゴールを喜ぶ加地さん。

そんな加地さんのクリアボールを思いっきりお尻で受け止めたいという特殊な夢を来日前から密かに抱いており、今まさにその夢をかなえたエジミウソン。實好もうらやましそうに見つめる。

今、あえて、イナバウアー。北野、感動で泣き崩れる。

敗戦のショックで髪が伸びたかのような加地さん。頑張れ、加地さん。次に私が観られる試合でも、大賛辞を頼んだぞ。いつかわからないけど。

ナビスコ・ジェフ戦

先日のナビスコカップジェフ対ガンバを観にフクアリまで行ったものの、羽生欠場にショックを受けうんこだけして帰ってきた私に対し、「加地さんは出たただろ」「新調したデジカメはどうした」といったご意見・ご質問をたくさんいただき、そういえばそうだった、相手はガンバなんだから加地さんは出てたはずだとようやく気がつき、羽生を激写しようと持っていったデジカメ「羽生カメラ」が偶然その姿をとらえているかもしれないとチェックしてみると、ちゃんと映っていたのだった。

家長だよ(小池徹平クン風)。太いな、やっぱり、首。親指を立てて親指っぽさをアピール。

加地さんはといえば、羽生欠場でがっかりする私たちを楽しませるべく、誰も触れず直接ゴールラインを割るふんわりクロスをあげたり、雨に塗れたピッチで滑ったふりをしてずっこけてみたりと頑張ってくれて、私の羽生カメラはそんな加地さんの姿もちゃんと写していた。

ナルシスティックなポーズと表情でキメる加地さん。

二人目を身ごもった加地さん。

一歩踏み出す勇気がある加地さん。

山岸の金玉トラップにひとこと言いたくて駆けつける加地さん。

ボールの行方をよそに、若くて生きのいい金玉を座り込んで間近で見つめる加地さん。

「こんなに高い位置にあるねんで、水野くんの金玉」と報告する加地さん。

「若いってええなあ…」

フクアリへ

直前になって、フクアリでナビスコカップジェフ対ガンバの試合があることに気がつき、そうだよ、アンテナがないなら観に行けばいいんだよスタジアムへ、ということで私は電車に飛び乗ったのだった。

直後からなんとなく嫌な予感はあり、電車が千葉県内に差し掛かったころ、これはもしかするとまずいのではないか、と私は思い始めた。この感じだと、間に合わない気がする。やばい、頼む、急いでくれ電車。変な汗を流しながら祈るけれど、もちろん電車は通常通りの速度でしか進まず、やっと蘇我駅にたどり着くと私はダッシュで改札を抜けた。と思ったらSUICAの残額不足で抜けれなかった。

清算機の行列に並び、清算を済ませ、今度こそ改札を抜け、急いでフクアリへ向かうものの途中の信号にことごとく引っかかり、やばいよもう本当に間に合わないとなお焦り、やっとスタジアムにたどり着けば今度は手荷物検査、さらに私のチケットで入場できる入り口はもっと先で、雨の中傘も差さずに走り、ようやくゲートをくぐったけれど、もし満員で入れなかったらどうしようという心配がよぎり、とにかくダッシュで飛び込んだら、よかった、なんとか間に合った。

うんこを漏らさずにすんだ。

よかった、トイレの個室は満員ではなかった。危なかった、電車の中でお腹が痛くなり始めたときは、もうだめかと思った。いい歳をしてうんこを漏らすことを覚悟したほどだ。出かける前に急いで食べたのがよくなかったな。

ようやく心身ともに落ち着いて、スタンドの座席に着くと、ほどなく両チームの練習が始まった。しかしどうもおかしい。カメラの望遠レンズを駆使してひとりひとりチェックするが、やはり、いない。羽生が、いない。そんなばかな。羽生が出ないなら、何のために私は雨の中フクアリまでやってきたというのだ。

うんこをするため。

そうか、そうだよな、家ですると水道代がかかるし。納得した私はそのまま席を立ち、先ほど走ってきた道を、肩を落としてとぼとぼと帰ったのだった。

急用で星に帰ったのかい?蘇我の夜空を見上げてみたけれど、雨雲に覆われたそこにはひとつの星も見えず、寒さにちぢこまった私のアンテナは羽生からの返信を受信できない。雨粒が私の顔を濡らした。

h○nyuからのメッセージ

ある日、というか、正確に言えば2007年3月20日10時31分、私の携帯がこんなタイトルのメールを受信した。

「ニャホ!またメールしちゃった」

ふざけたタイトルでメールを送ってきやがったのはどこのどいつだと差出人の名前を確認すると、そこにはこうあった。

"henyu"

ヘニュウ。誰だ。もしかしてこれは、「ハニュウ」の仲間の「ヘニュウ」からのメールなのだろうか。宇宙からのメッセージを、私の携帯のアンテナが受信したのか。だとしたらタイトル冒頭の意味不明な「ニャホ!」は、ハニュウやヘニュウの間で交わされる、宇宙語による挨拶なのだろうか。

メールの本文は、ここに登録すると女の子からメールがたくさんくるよ、という内容で、お、すげーいい情報持ってんじゃん、さすがはヘニュウ、宇宙レベルの情報網、と一瞬喜んだものの、いや待てよ、こういううまい話には落とし穴があるのだ、これはきっとヘニュウの罠だ、たとえばこんな。

女の子からメールがじゃんじゃん届く。宇宙人の。

朝起きて携帯を開くと、受信ボックスいっぱいに「ニャホ!」で始まる宇宙語のメール。それは、ちょっと、嫌だ。私は記載されたURLにはアクセスせず、ヘニュウの罠を回避したのだった。危なかった。

そして今朝。私の携帯が「おはよーございます」というタイトルのメールを受信し、差出人の欄にはこうあった。

"hinyu"

ヒニュウ。また別の、ハニュウの仲間からのメッセージ。今度はちゃんと地球語のあいさつだ。内容は、女性の相手をするだけで一ヶ月何百万円も稼げるというお得情報であった。早速登録した。

次に私にメッセージを送ってくるのはフニュウか、ホニュウか、それともハニュウか。誰でもいいけど、お得情報を頼むよ、ひとつ。

今日このよき日

何日も金玉をひっぱり続けたら床につくまでになった。じゃなく、何日も金玉ネタでひっぱり続け、「金玉ニュースブログ」になりかけていたこのカジオログだったが、今日という日を迎え、それも終了である。ついに我が家に、CSアンテナがやってくるのだ。

それというのも、アンテナ代金とスカパー受信料を払えるメドが立ったからだ。印税が入るのだ。カジオログ、書籍化決定である。さらに、書籍には書籍のみの特典として、なんと、加地さんと私kajidaisanjiの対談を収録予定。すごいことになった。

それにしてもこんなに「金玉」だらけで本当に出版なんてできるのだろうかと、今さら後悔である。書くんじゃなかった、金玉なんて、何回かしか見たことがないのに。だって実は私、女の子なんですもの。しかも、しょうがく4ねんせいです。

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出せ

ついうっかり2日連続で金玉を掻いてしまって血まみれだ。じゃなく、2日連続で金玉ネタを書いてしまって自己嫌悪だ。いけないと思いつつ「金」とか「タマ」とかの文字についつい反応し、ここに書かずにはいられない私の気持ち、小池徹平くんならわかってくれるだろうか。「♪わかるわかるよキミの気持ち〜森永アロエヨーグルト〜♪ 本居宣長だよ」玉くしげ。ってまた玉だ。

とにかくもう金とか玉とかの誘惑に負けないという強い意志を持ち、今日もニュースサイトを巡る。早速水泳の北島が金メダルを取ったという記事が目に飛び込むが、ぐっとこらえて、スルー。同じく世界水泳の「フェルプスが5個目の金」という見出しに驚き、5個もあったら重くないのか、それに奇数個じゃバランス悪いし、やっぱり2個くらいがちょうどいいんじゃないか、2個・クラニチャル。と一瞬思うも、なんとかスルー。

それで今日、私が取り上げるニュースは、っていつからここはニュースをピックアップして紹介するブログになったのだっけ。まあいいや、とにかく気になったのは、板橋区の郵便局に強盗が入ったというニュースだ。男が局員に刃物を突き付け脅迫したとのことだが、その局員の方はきっととても困ったのではないか。

「え、いや、そう言われましても、お客様もおりますし…」
「うるさい、ごちゃごちゃ言わんと出したらええんじゃ」
「しかしこの女性の局員はまだ嫁入り前でして、彼女の前では…」
「嫁入り前とか関係ないんじゃボケ、さっさと出さんかい」
「わ、わかりました、出します出します、私なんかのしょぼくれたのでいいのなら…どうぞ」

郵便局から1200万強奪 刃物突き付け「金出せ」

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