ACL全北現代戦

加地さんを下げて宮本を入れたとたんに2失点して逆転負けってどうなんだその采配は、西野監督。やっぱり怒ったんじゃないかなあ、全北現代の選手たち、おい加地さん下げるってどういうことだよ、加地さんと同じピッチに立つのを楽しみにしてたのに、ユニフォームだって交換したかったのにさあ、それにお客さん帰っちゃうじゃんか、もう加地さん観れないから帰ろうかーっつって、くっそー西野ムカつく、うりゃ!(同点ゴール)、うりゃ!(逆転ゴール)、とかなんとか。

ところで試合開始前、今日加地さん韓国でサッカーだからさあ、と言った私に、家の者は思いがけない質問をしてきたのだった。

「韓国?営業?」

いや、まあお金を取ってお客さんにサッカーを見せるという意味では営業というか興行という側面はもちろんあるのだけれど、でも「営業」と言ってしまうとなんだかデパートの屋上で歌をうたってCDを手売りする演歌歌手をイメージしてしまうではないか。もしくは地方のイベントに呼ばれた若手お笑い芸人とか。韓国の地方都市のイベント会場のショボいステージで漫談を披露する、自称吉本系の加地さん。ウケるだろうか。ウケないだろうな。なにしろ言葉が通じない。

とにかく試合としても営業としても、加地さんを途中で下げちゃだめだってことだ。フル出場フル営業。いまや加地さんにはそれが求められているのだし、それをこなしていくだけのスタミナもネタの引き出しも、加地さんは十分に蓄えているはずなのだから。

アジアの加地さん

私たちが、衝撃的というか芸術的というか奇跡的というか、とにかくすごかったあのゴールの興奮や、テレビを観て改めて今年からはもう「速報Jリーグ」の石山愛子や、BS-iの中継レポーターの細田阿也には会えないんだなという寂寥感に浸っている間に、加地さんはACLのために韓国へ旅立ったという。明日試合をし、そしてまた日曜日にはセレッソとの大阪ダービー。やはり大変だな、ACL参加は。

と思っていたら東京ヴェルディの所属する予選グループは2チームが失格になったという。タイとかインドネシアに試合に行かなくていいというのは、やはり日程的に厳しいJ2を戦うヴェルディにとってはラッキーだったな、っていうか本当にただのラッキーなのか、うまいことやったんじゃないのか、Jリーグカレー1年分で許してもらったとかじゃないのか、とか疑いたくなるし、ガンバも電池1年分とか送ったらよかったんじゃないのかとも思うものの、いや、もしかして送ったのかもしれない。ベトナムのチームに、こっそり「電池1年分で自主的に失格してくれませんか」と、ダンボールに入った電池を。でも怒ったのだ、ベトナムのチームは、なめんなよ、と。

目覚まし時計1年分の電池だった。

たぶん、1本で足りるのではないか、目覚まし時計1年分は。それなら怒るのも無理はない。まあそんなことがあったのかはわからないが、どうやら同グループのどのチームも失格していないようなので、大変だけど行くんだな、加地さんは、韓国や中国やベトナムに。

まあいい。行くんだ、そして見せつけるんだ、アジア中に、加地さんの無尽蔵の体力を。時に鋭く、時にふんわりしたクロスを。芸術的なトラップからのシュートや、トラップ失敗からの相手の逆襲を。エロスとロハスを。大賛辞や大惨事を。アジアのサッカーファン、サッカー選手、サッカー関係者を驚かせてやれ。

W杯後海外移籍し、ベトナムのピッチを躍動する加地さんがみられるかもしれない。

J開幕


ドリンクを飲んで渋くキメる加地さん。スポーツドリンクか何かのCM出演に向けアピール。


縦に出たボールに追いつきながらも、自分がシュートやクロスを放つよりコーナーキックを取った方がいいだろうと、消極的と言われようとも確実にチャンスにするべくあえて触らずゴールラインを割らせたボールを小脇に抱え、満足げにキメる加地さん。ボールのCM出演に向けアピール。ないか、ボールのCMなんて。じゃあ似たような球状の商品のCM、すいかとか、キャベツとか、どうだろう。


おまけ。ふさふさした、黒々した、帽子状の商品のCM出演依頼が近いうちに殺到しそうな闘莉王。

とかなんとか書こうと思っていたのだ、後半22分までは。私は、いやきっと、日本中が我が目を疑った。手を上げてボールを呼びながら駆け上がる加地さん。いいタイミングでパスが出る。トラップ一発で相手の外人っぽいDFをかわし、ムチのようにしなる左足でシュート、ボールは遥か宇宙へ…は飛び去らず、ゴールネットに突き刺さる同点ゴール。


屈強な男たちに押し倒される加地さん。でも表情は嬉しそう。


男たちに何をされたのかは分からないが、次に画面に映った時には、胸をはだけ、何か白い粘液を射出し、心なしかエロスが増した感じの加地さん。


ヒーローインタビューはもちろん加地さんだ。

いやしかしどうしちゃったんだ、加地さん。成長が止まらないのか。それとも今まで実力を隠していたのか。そっくりさんなのか。今年はこんなシュートをどんどん決めちゃうのか。私の疑問の答えは、NHKの中継のラストカットに示されていたのだった。

…奇跡でした。

時間の有効活用

顔を洗う時は洗面台に水をはって蛇口を止め、水を無駄にしない。みんなで止めよう温暖化。チーム・マイナス6%。っていきなり何を言い出したのかという感じだし、そんなことは常識だろうと思う方も多いと思われ、もちろん私もそうしていて、今朝もそうした。だが今朝はまた別のいい考えを思い付き、それを同時に実行しようと、水をはりながら私はリステリンを口に含んだのだった。いい考えとはこうだ。「リステリンをぶくぶくしながら顔を洗うと時間の有効活用」。

いつも思っていたのだ、洗面台の前に立って、リステリンをぶくぶくしながらつっ立っている時間はもったいないなと。かといってぶくぶくしながらご飯は食べられないし、ぶくぶくしながらリフティングも難しそうだ。ぶくぶくしながら朝のあいさつ、ぶくぶくしながらもうひと眠りなど色々考えてはみたものの、どれも現実的ではないように思え、ぶくぶくの時間はぶくぶくに専念するしかないのかと諦めかけていた今朝、ひらめいたのだ。歯みがきと洗顔の中間点にあるぶくぶくを、洗顔に含めることによって、洗面所で費やす総時間を短縮できるはずだと。

ぶくぶくしながら待ち、洗面台がいっぱいになったところで、そのまま頭を下げて顔を水に浸す。俺って頭いいなあ、と自画自賛する間もなく、鼻の奥に激痛が走った。リステリン、鼻に逆流。思わず咳き込み、口の中のそれを全て洗面台の水にぶちまける。鼻の激痛は中々おさまらず、涙を流しながら何度もうがいをして、ようやく落ち着いたのだった。

洗面台一杯の水と、咳き込んでいる時間を無駄にした。無駄はよくない。でも人は無駄から学ぶ事だってあるのであり、私は学んだのだ。「リステリンが鼻に入ると、痛い」。身を持って、学んだのだ。

無駄といえば、加地さんがボールも来ないのに縦に何度も走るのだって、決して無駄なだけではないはずだ。相手DFがそれにつられて中央にスペースができるかもしれないし、何回かに一回は加地さんにパスが通るかもしれない。そしてそのうちの何回かに一回はDFをかわしてクロスをあげられるかもしれないし、さらにそのうちの何百回かに一回はそれをFWがゴールするかもしれないのだから。もし仮に何千回走ってもゴールにならなくても、その走りは無駄などではない。ちゃんと役に立っている。

加地さんの体力づくり。

試合中に、次の試合に向けた体力づくりをする、時間の有効活用が上手な加地さんである。

ボスニアヘルツェゴビナ戦

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ボスニアヘルツェゴビナの選手のパンツを脱がし、ちんちんをあらわにしようとたくらむ加地さん。

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久しぶりに伝家の宝刀ふんわりクロスが放たれた瞬間。この後ボールは画面上端に約2秒間に渡って消える。

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おまけ。ピッチに首を突っ込む高原。

加地さんドキュメンタリー

偶然チャンネルを合わせた「情熱大陸」は、フランスへ移籍した大黒の特集だった。「情熱大陸」には以前にも宮本が取り上げられ、その時はカメラが宮本の高いピンチ回避能力を捕らえたのだったな。サッカー選手では他に小野、高原、三都主、川口、玉田らを特集した回があったようだ。

そして今日のNHK「スタジオパークからこんにちは」のゲストはKINGカズだった。この番組にゲストに出たサッカー選手が他にいるのかはちょっとわからないが、「情熱大陸」のような密着ドキュメンタリー番組や、「スタジオパーク」のようなトーク番組に、加地さんもそろそろ出てもおかしくはないのではないか。

「スタジオパーク」のソファに姿勢良く座り、にこやかにインタビューに答える加地さんが観られるなら、みんな払うんじゃないか、受信料。でも同じお昼の番組なら、どうせならやっぱり「いいとも」でタモさんとからむ加地さんも観てみたい。奥さんの出産のために安産のお守りをもらう加地さん。いやいや、お昼のトーク番組と言えばやっぱりこれは外せない。「徹子の部屋」。徹子と加地さん、夢のツーショット。どんな夢だかよくわからないけれど。もしくはその前の時間の番組、「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」で、エプロンをして料理を手伝う加地さんなんてどうか。

でも今年の夏あたり、本当にやるのではないかな、「情熱大陸」で、W杯で大活躍した加地選手の海外移籍に密着、とか。いや、でも加地さんを扱うドキュメンタリー番組が宮本や小野らと同じそれでいいのだろうか。加地さんクラスの選手は、同じTBSの番組でも、こっちだろう。

「世界遺産」

加地さんの鍛え上げられた肉体や、放たれるクロスを、空撮やクレーンを駆使してハイビジョンカメラでていねいに記録。あるんでしょ、人間国宝みたいに、人間世界遺産とかそういうの。ないのか。ないなら、じゃあ、加地さんが第一号だ。

ガンバの加地さんデビュー

印旛沼でイナバウアー。いや、なんでもない。

ゼロックス・スーパーカップ。代表で忙しい加地さんの出番はないだろうと思っていたが、1−3とリードされた時間帯に途中出場、ガンバの加地さんデビュー戦となった。2点ビハインドで投入するということは、意外にも西野監督が加地さんに求めるものは癒しや笑いではなく、攻撃なのだな。それに答えるかのように、胸のボタンを開けエロスを強調した加地さんは、鋭いクロスを入れたりドリブルからシュートを放つなど、ガンバの攻撃を活性化。ゴールには繋がらず試合もそのまま負けてしまったが、今シーズン代表だけではなくガンバでの活躍も期待させるデビュー戦だった。

ところで投入早々、私が「マネするな」と言った、PA内でうわー、脚をかけられたーと転んで見せるようなことをしてみせた加地さん。幸い演技力がまだまだだったのでシミュレーションまでは取られなかったが、それともあれはPKをもらいにいったわけではなく、競り合っていた三都主への加地さんなりの皮肉だったのだろうか。癒しや笑いだけではなく、皮肉という引き出しまで身につけつつあるガンバの加地さんなのか。

全く関係ないが、レッズが後半同時に投入してきた細貝と永井。

二人合わせて「ほそながい」。

いや、なんでもない。

インド戦

■お詫び
先日の記事中、「ちんちん」という不快感を与える可能性のある言葉の使用がありました。今後は「ちんちん」の使用を控え、誰もが楽しめるブログのようなものを目指してまいります。


気を取り直してインド戦。格下相手のこの試合、加地さんが相手の左サイドをちんちんにするのを楽しみに、って違うんだ、このちんちんはそのちんちんじゃなく、つまりなんだろう擬態語かこれ、やっつけるとか軽くあしらうっていう意味の方なんだけど、でもやはり紛らわしい表現はよくないな。早とちりでこう読んでしまう人がいるかもしれない。

加地さんが相手の左サイドでちんちんを出す。

ある意味加地さんのドリブルやクロスや他のどんな攻撃よりも脅威ではあるが、でも私はサッカーのルールに詳しくはないのだけれど、ちんちんを出したら多分、非紳士的行為で一発退場なのではないだろうか。いや、ならば紳士的に出せば退場にならないかもしれない。

ちんちんに蝶ネクタイ。

紳士といえば蝶ネクタイだ。でもそれで退場を免れるとしても、やはりちんちんは出すべきではない。攻撃のとき不利になる可能性がある。

ちんちんがわずかに出てオフサイド。

幸い今日の試合で加地さんがちんちんを出すことはなかったが、巻(長谷部)のゴールを演出したドリブルは、間違いなくDFをちんちんにした素晴らしいプレイだった。佐藤のゴールもアシストし、加地さん大活躍である。

また、三都主がよくやるような縦のスペースに自分へのパスを出して突破、というプレイを試みるなど(失敗したけど)、どんどん新しい引き出しを増やしている。あれは三都主のをマネしたのだろうか。いいプレイはどんどんマネすべきで、積極的なミドルシュートもそうだし、でもPA内でうわー、脚をかけられたーと転ぶのは真似しなくていい。

それと小野が見せた、横から来たパスを前へ大きく蹴るふりをしてスルーというプレイ、あれも真似しないほうがいい。あれは小野だから「おお」となるのであって、加地さんが同じことをしたら誰もが思うに違いない。「空振りかよ」。っていうかそもそも加地さんが横から来たパスをスルーしたら相手のスローインだ。

小さなミスや味方ゴール前であわやという場面もあったが、今回も全体に大惨事はなく、そろそろ久しぶりに大惨事も見たいなどと言っては贅沢だろうか。インドの選手みたいにちんちんにボール直撃で悶絶、というほど身体をはれとまでは言わないから。

金メダル

朝までトリノ五輪の中継を観、東京のスタジオの、サッカー中継でもお馴染みの町田アナウンサーのひげが青々と伸びてきて泥棒みたいになっちゃってるのを確認してから寝、などという生活をしていて気がつかなかったが、明日はインド戦か。加地さんは当然のごとくスタメンで、また積極的な攻撃参加を見せてくれるのだろう。

ところで冬季五輪を見ていて長年疑問に思っていたことがある。スキーのジャンプで、ジャンプとはいうものの実際には選手は高いところから落下しているわけだが、例えば遊園地の落下系の絶叫マシーンに乗ったとき、これは男性にしかわからないらしいが、なんていうのか、まあ遠慮せずにはっきりと書けば、ちんちんがすーすーするじゃないですか。ああ、加地さんの名を冠したブログのようなもので「ちんちん」なんて書いてしまった。確か以前にもうんこを漏らしそうになった話を書いてしまい、でもうんこなんて書くと読んでいる人が気分を害するかもしれないと反省し、うんこと書くことを自らに禁止したのだったが、今度はちんちんなんて書いてしまってごめんなさい。

まあでも書いちゃったからそのまま話を続けると、つまり私の疑問とは、スキージャンプの選手はちんちんがすーすーしないのか?ということだ。私はあのすーすーが苦手だ。だから落下系の絶叫マシーンには乗らないし、トリノ五輪スキージャンプにも出場しない。ジャンプの選手は平気なんだろうか。すーすーしない方法があるのか。疑問なのである。

そんなジャンプをはじめ、期待された競技でことごとくメダルが取れない日本だが、メダルといえば、受け取った選手がそれにキスしたりかじったりするパフォーマンスは以前からあるが、今回のそれは中央に大きな穴が空いているため、そこからのぞいてみせる選手が多いようだ。

一人ちょっと違う人がいる。両目だ。そういう問題じゃないか。競技が違う。そういうことでもない。これは4年前に拾った金メダル級のコラだった。

でもどうなんでしょう、皆が皆のぞくパフォーマンスというのは、オリジナリティがないのではないか。もっと個性的なそれで喜びを表現する選手はいないのか。穴である。のぞくだけではないだろう。しかもそれは金メダルだ。誰か、やってみないか。

穴にちんちんを通す。

これが本当の金メダル、とかなんとか言いつつ。

フィンランド戦

勝利の瞬間、私はちょっと泣いてしまった。いいゲームだった。ここぞというときに決めるミラクルプレーとその後に見せる君の笑顔に俺のハートはスイーピングされっぱなしさ、ストーンよとまれ、小野寺歩、君は美しい!って何の話かってトリノ五輪カーリング日本対カナダを観ていたのだ、私は。あ、もう8時だ、忘れてた、と慌ててチャンネルを変える。

今日はやべっち寿司かー、って違う、フィンランド戦を観るのだったと更にチャンネルを変えると、あれ、加地さん出てる。まさかと思うが、いや、あり得ない話ではない、読んだんだな、ジーコ、昨日私が書いた記事を。今日も読んでるかな。じゃあお礼言っておこう。オブラート、ジーコ、加地さんを出してくれて。オブラートじゃなかったか。まあいいや。

ジーコの起用に答え、積極的に攻撃参加する加地さん。しかし相手DFにクロスを跳ね返されるシーンが多く、相手が長身の時こそふんわりクロスじゃないのかと思うものの、でももしかしたらW杯の対戦相手に研究されないように温存しているのだったらしかたないな。

それにしても前半42分の、PA内でパスを受けたあそこはシュートに行ってほしかった。あの至近距離から枠を外して特大の宇宙開発ドライブシュートを打つなんて芸当、加地さんにしかできないのだから。でも控えめで他人思いの加地さんは、自分が目立つことより巻へのパスを選択したのだな。後半の久保のゴールに繋がった、小笠原の動き出しを見逃さないスローインも、こっそりナイスプレイだった。

後半31分に駒野さんと交代した加地さん。残り15分でアピールしようと駒野さんも必死のプレイ、だったですか?というのも直後に急な睡魔が私を襲い、鈴木通訳が訳す声で気がついたときには試合が終わっていたのだった。駒野さんのクロスが冴えまくって2、3点入っていたりして、と思ったがそれはなかったようで、加地さんのスタメンの座は今後も揺ぎないだろう。

ところで今回の中継はテレ朝だったわけだが、今やテレ朝は国歌斉唱に川平慈英をねじ込めるほどの影響力があるのでしょうか。どうせねじ込むなら前田アナの君が代が聴きたかったな、個人的には。

と、最後に余談を書いていて気がついたが、もしかして今回駒野さんと思われたスタメンが加地さんに替わったのも、加地さんじゃないと視聴率が取れないとテレ朝がゴネたせいなのか。なんだ、ジーコがここ読んでたんじゃないのか、残念。

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